上記の悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
インデックス投資は投資初心者でも成果を上げやすい投資方法の一つとして、近年注目を集めています。
名前は聞いたことがあるけれど「初心者でもできるのか?」「仕組みは?」という疑問もあるかとおもいます。
この記事ではインデックス投資の仕組みや初心者でもできる理由、おすすめの証券会社などを解説します。
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数の値動きと連動した運用成果を目指す投資スタイルです。
株価指数とは、たくさんの銘柄の平均を示す指標のことです。
代表的な株価指数は次の通りです。
■ 日経平均株価・・日本を代表する225社の株価の平均
■ S&P500・・アメリカを代表する500社の株価の平均つまり、幕の内弁当のように、色々なおかずが詰まったお弁当を購入するのがインデックス投資のイメージです。
お弁当の中身はプロの投資家が選んでくれるので安心です。

投資の基本的な考えとして「卵は一つのカゴに盛るな」というのがあります。
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とすと全ての卵が割れてしまうかもしれません。
しかし、卵を複数のカゴに分けておけば、一つのカゴを落とし卵が割れてしまっても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみます。
このように、特定の会社に集中的に投資するのではなく、分散させることが重要です。
ですが、投資初心者がさまざまな株式を購入し、上手にカゴに振り分けていくにはとても大変です。
そこで、投資のプロが株価指数に連動するよう株式を購入し、それを詰め合わせパックとして販売しています。
つまり、市場全体を買うことがインデックス投資です。
近年は日本だけでなく、世界全体に分散投資するファンドもありますので、よりリスクの分散ができるようになりました。
アクティブ運用との違い
インデックス投資はパッシブ運用などと言われますが、それとは異なる手法としてアクティブ運用というものがあります。
アクティブ運用は、投資のプロが株価指数などを上回ることを目標に銘柄の組み合わせを調整する投資戦略です。
アクティブ運用は投資のプロが運用を行うため、手数料が高いのが特徴です。
初心者にインデックス投資をおすすめする理由
ここで、株価指数と連動するインデックス投資より、プロが独自に運用するアクティブ運用の方がいいんじゃないかという疑問があるかとおもいます。
ところが、実際はインデックス投資の方がアクティブ運用よりも投資成績が優れていることが多いのです。
SPIVAと言われるアクティブファンドとインデックス(株価指数)を比較するレポートがあります。
短期的には勝率にそれほど違いがありませんが、長期的には圧倒的にインデックスに軍配が上がっています。
15年以上の投資期間がとれるのであれば、マイナスになる可能性は限りなく低くなります。
指数に連動する詰め合わせパックを毎月、定額で購入していくだけなので、投資初心者にも難しくありません。


インデックス投資のメリット

手間が掛からない
証券会社ごとに違いはありますが、一度設定すれば基本的に毎月自動で積み立てが可能です。
着実に資産を築くことができる
米国株価の推移を20年単位でみるとどの時点で投資をはじめていても3%~5%で資産は増え続けています。
資本主義の世界では、より豊かになりたいという人がいる限り、市場のニーズを満たすべく株価は上昇し続けるでしょう。
今後の世界に期待できるのであれば、米国のS&P500や全世界株式などを定期的に購入しましょう。

少額から取引可能・手数料が安い
少ない資金と安い手数料で世界中に分散投資ができたり、資産の配分を考えるのがそれほど難しくありません。
インデックス投資のデメリット

とにかくつまらない
一度設定すれば何もしなくても自動で買付が可能ですので、投資をしているという実感がなく、とにかく退屈です。
生活がよくなっている実感が得られない
過去の推移から今後も株価が上昇し続けるのであれば、個人の資産も増え続けます。
しかし、インデックス投資は基本的に再投資をしていくスタイルなので配当が入ってくるわけではありません。
そのため、資産は着実に増えますが生活がよくなっている実感が得られないのが特徴です。
※再投資とは運用期間中に支払われた分配金を再び同じファンドに投資することで、「利息が利息を生む」複利効果が期待できます。
別名「雪だるま式」ともいいます。
キャッシュを少しでも得たい場合は配当が期待できる株式・投資信託などをポートフォリオに加えたりして、調整をすることが必要になります。
ホームランは狙えない
インデックス投資は負けない戦略なので、着実に資産を増やすことはできますが、大きく勝つことはできません。
インデックス商品を選ぶ際のポイントは?
購入すべきインデックス商品の特徴は次の通りです。
■ 分散されていること
■ 手数料が低いこと■ 純資産残高が増え続けていること分散されていること
米国のS&P500や全世界の指標に連動するインデックス商品を長期的に購入していけば負ける可能性はかなり低いです。
手数料が低いこと
投資の世界では僅かな手数料の違いが将来的に大きな違いを生みます。
インデックス商品を選べば基本的に手数料が低いので問題ないでしょう。
純資産残高が増え続けていること
インデックス投資は長期でおこなうので、純資産残高が右肩上がりで増えているものが理想です。
純資産残高が減っている商品は運用の状態が思わしくなく、解約などによってファンドから離れている可能性があります。
おすすめの証券口座
現在はネット証券で最高の商品を低コストで購入することができるのでそちらから購入をするのがよいでしょう。
SBI証券
SBI証券は手数料が安く銘柄数が業界TOPクラスでおすすめです。
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- 取引手数料が業界最低水準
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楽天証券
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具体的な購入方法は?
おすすめの証券口座の具体的な開設手順や商品の購入方法は別記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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