お金が貯まらない人は無意識の内に、お金が貯まらない行動をしていることがあります。
お金が貯まる体質にするためには、習慣を改善していく必要があります。
でも、悪い習慣を断ち切るのは難しいのでは?こんな疑問もあるとおもいます。
この記事では悪い習慣を断ち切る方法とお金を貯めるためにやめるべき習慣を紹介します。
習慣を簡単に変えられない原因
習慣化とは必要な労力を必要とせず、特定の行動を繰り返し行うことができる状態です。
意志決定するのは、脳にとって、とてもエネルギーを消費する行為です。
脳は体重の2%程度にしか満たないものの、1日に消費するエネルギーの20%を使います。
そのため、エネルギーを無駄使いしないように節約しようとする性質があるため、繰り返し行われる行動はパターン化し、無意識に行うようになります。
このように人間の性質上、一度習慣化してしまうと良くも悪くも行動を変えるのが難しくなってしまいます。
悪習慣を断ち切る方法
では、どのように悪い習慣を変えていけばいいのでしょうか。
具体的には次の方法が効果的です。
■ if thenルール
■ 小さく変える■ 記録するif then ルール
if then ルールとは簡単に言うと、○○の状況になったら○○をするなど、状況と行動をセットにしておく方法です。
ルールを設定するポイントは次の通りです。
■ 悪い習慣をしそうになった時にする行動を決めておく
■ 悪い習慣と同時にできない良い習慣をセットする具体例1
- お菓子を食べたくなった。
- お菓子を食べるかわりに体に良いもの(フルーツやナッツなど)を食べる
具体例2
- タバコを吸いたくなった。
- ガムを噛む
小さく変える
習慣を変えようとすると、背伸びした目標を立てがちです。
いきなり完璧を目指してしまうと途中で挫折してしまいます。
無理をするとそもそも続きませんので、まずは抵抗を感じないレベルで小さく変えていきましょう。
手応えを感じることができたら、少しづつレベルアップしていくというのが理想です。
記録する
記録することによって自分は前に進んでいるという感覚が得られます。
行動を記録することで、モチベーションのアップにも繋がります。
お金が貯まらない悪習慣

衝動買いをする
目的もなくショッピングサイトを見る習慣はありませんか?
何となくショッピングサイトを眺めていて、欲しいものをポチポチ。こんな経験は誰にでもあるとおもいます。
大抵の場合、買ったことを後悔しているのではないでしょうか。
なぜなら、それは「欲しいもの」であって「必要なもの」ではないからです。
衝動買いを全て否定するわけではありませんが、衝動買いをしがちな人はお金が貯まらないので注意が必要です。
自分で調べようとしない
現代は検索エンジンがとても優秀なので、調べようとおもえば何でも調べることができます。
お金の情報は知らないだけで損することがたくさんあります。
何もせずに良い情報が降ってくることはありません。
自分から情報をキャッチしにいく習慣をつけましょう。
常識を信じる
家や車を買ってこそ一人前!我慢して定年まで働けば給料は上がる!
一昔前に聞いたような常識は右肩上がりだった時代のものです。
しかし、残念ながら現代の日本は人口の減少と共に右肩下がりです。
今までとは前提が違ってきていますので常識も変わっていることを認識しましょう。
不規則な生活をする
何かを達成するためには毎日コツコツとやる必要があります。
夜更かしなどの不規則な生活を送っていると習慣的な行動をとりづらくなります。
規則的な行動を心掛けましょう。
見栄を張る
見栄を張るためにブランド物を購入したり、他人におごったりしているとお金は貯まりません。
お金が貯まらないのはもちろん、心の余裕もなくなっていきます。
心の余裕がなくなってくると、不安になり、さらに散財して見栄を張るようになります。
他人はあなたのことをあなたがおもっている以上に気にしていません。
できる限り見栄を張るのはやめましょう。
給料日にATMに並ぶ
コンビニなどにあるATMは非常に便利ですが、頻繁におろしていると手数料が積み上がります。
気付くと結構な金額を支払っています。
お金が貯まらない人は、細かい支出を積み上げてる可能性が高いです。
手数料に関わらず、細かい支出の積み上げには注意しましょう。
セールや期間限定に弱い
「○時までのタイムセール」「このお店だけの限定商品」など買い物をしていると突然の誘惑があります。
安いからといって、ついつい買いこんでしまうことはありませんか?
買い物中に誘惑があったら「本当に必要か」「〇年後も使っているか」を考えてみましょう。
日々の支出を把握していない
あなたは毎月の支出を把握していますか?
把握していない場合は、一度どれくらいの支出があるか確認してみましょう。
人間は見積りを誤りやすい性質があるので、自分がおもっている以上の支出になっているはずです。
私自身も家計簿を付けてみたら、おもったより支出が多くてビックリしました。
「こんなに使っていたのか」と知ることができれば、支出を抑えるきっかけになります。
クーポン券を受け取る
クーポン券を配るのは企業の販売戦略です。
飲食店などで、次回使える割引クーポンやワンドリンクチケットを渡されることがあります。
クーポン券などを渡すことで、お客さんがそのお店で生涯使う金額が増えることが分かっています。
よく訪れるならよいのですが、そうでない場合は受け取らないほうがよいです。
かえって支出が多くなってしまいます。
目的なくコンビニに寄る
目的もなくコンビニに立ち寄ってしまうことありませんか?
コンビニは魅力的な商品が多いです。
ついつい寄ってしまい、買う予定がなかったものまで買ってしまう可能性があります。
コンビニは割高ですし、いつの間にか大きな出費になっている可能性もあるので気を付けましょう。
部屋が汚い
お金が貯まらない人の家を訪問すると大抵の場合、雑然としています。
生活が乱れると、精神的にも疲れてしまい、家計管理にも手が回らなくなってしまいます。
定期的に部屋を片付けるようにしましょう。